『本当に建てたい家』

登場人物


奥様

奥様

旦那様

旦那様

山縣

ガタさん

カメラマン

カメラさん

アイコン・イラストレーション[奥様作]

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プロローグ

お家の話とは関係ない話題もありますが、なるべく全文を掲載したいという意向に沿って、冒頭の雑談もノンカットでお送りします。ご夫婦ともデザイン業界のため少々マニアックな会話が続きます。カメラさんによる『色』についての話が長いため…かなり省略いたします…


イントロ



カメラさん

・・・そうですね、ユニバーサルカラーですね!

奥様

例えば緑の色が生まれたときから黄色っぽく見えてたら、それを緑として認識して生きていくわけだから、どのタイミングで気がつくのかな、と思っちゃう。

旦那様

緑と青の物が並んで「同じだよ!」ってならない、あれじゃないかな?

奥様

あー、なるほどね。

カメラさん

色情報の共有って難しいですけど重要ですよね!


印刷業界お仕事談義


カメラさん

うん十年前のお話で恐縮ですが、カラーチップ※1を付けてこのようになりますよ!というのが当たり前の時代だったのですけど、微妙な色の違いで「赤が金赤じゃない!」とクライアントからクレームが入っちゃうんです。
※1,印刷物や特色インクの色基準となる紙片のこと。

旦那様

なるほど。

カメラさん

プロファイル※2って概念がサービスビューロー※3、出力センターの一部には定着していなくて、カラープリンターでプロファイルが合わせられないのが理由なんですけど。
※2,狙いの色を再現するために作成する定義ファイル。 ※3,プリントなどのアウトプット業務を請け負う会社。

旦那様

なるほど。

山縣

(何のお話なんだろう・・・?(汗))

カメラさん

毎回、同じデータから出力するときの赤の違い、例えばだるまの色、これ朱なのか赤なのかでトラブルになっちゃうんです

旦那様

見る環境によっても全然違っちゃいますよね~。

カメラさん

そんな感じでいつも喧嘩してて、そこまで言うなら僕がやるから僕を入れてよと。

旦那様

なるほど。

カメラさん

当然断られたのですけど 笑 自分的にも色を追求したいと思って小さなサービスビューローに転職したら早速、こんな胃に穴があく仕事なんかやってられないって店長が辞めると…。入るなりAp社とAd社と毎日毎日、耳にタコができるってこれなんだ!?という、分からないことだらけで本当にタコができたほど電話しまくりました…。毎日電話をしながら、なぜこうなるかってその場で答え合わせして。でも、こちら側からどんどん提案する状況でap社にとっては有益だったと思います!と自らを慰めて 笑

旦那様

確かにそうですね、実は僕もそちら側の仕事なんですよ 笑 

カメラさん

えええ!なんだか今更…ちょっと恥ずかしく 笑


インタビューについて


山縣

ということで 笑 こんにちは。今回のインタビューの趣旨ですが、どんな人がお家を買っているのかというのを知りたいんですね。多分竣工後、出来上がったときに再度インタビューをお願いする予定ですが。
と言うのはいま、アドレスホッパーと言われる定住先を持たなない人とか、、、、

奥様

あー 

山縣

スマートフォンやパソコンさえあればどこでも仕事ができる人が増えてたり、あとシェアオフィスとかシェアハウスみたいに、自分だけの家や家族だけの家を持たない人が増えていると思うんです。

旦那様

流動的になっているのね。

奥様

へー、なぜだろう。

山縣

固定資産を保有することに対する恐怖とか、重荷とかでしょうか。

奥様

あー 

旦那様

借金生活になっちゃうのと、転職とかがあった場合に容易に移動できないじゃんって。

奥様

私の友達がその状況だそうで、家を買うつもりないって。結婚してて子供もいるんだけど。

旦那様

へ〜

奥様

へ〜ってなった私も。

旦那様

でも最近は結構そういう方も多いみたいですね。確かにうちの会社にもそういう人がたくさん居る。


理想に合う家づくり


山縣

やっぱりそうですか。私もシェアオフィスやシェアハウスを利用したときもあって、そこに時々帰ってたんですけど。それが浅草にあって。奥様のお祖母様と浅草の甘味処の話で盛り上がったのはそれが理由です。

奥様

なるほどね〜

山縣

なので、関わってきた10代~30代くらいの方々の中で、家を持ちたい人って、あんまり居ないな〜ってリアルに感じているんです

奥様

へーそうなんだ。

山縣

そうなんですよ。おそらくその、大企業がいままで永久雇用とかやってきたじゃないですか、定年までちゃんと雇用しますとか、終身雇用を信じてきたのがどんどん崩れてきたので、みんな安心して家を買えなくなっているんじゃないのかな?って思いますね。

旦那様

そのような理由もあるでしょうね。

山縣

そう、あるんだと思います。おそらく私達の世代って一番それを感じてる世代だと思うんです。

旦那様

むー、そうですね。

山縣

スマートフォンも普及して情報もいっぱい入ってくるので、ちょっとなんだか悲観的?

奥様

うんうんうん。

山縣

その中で、「家買う!」っていうから、「すごい!!!」と思って

奥様

確かに!笑 なんでだろう?そういう考え全くなかった

旦那様

なかったの?

奥様

全くなかった。家は持ってたほうがいい。私、すごい昔寄りの考え方している。

旦那様

とりあえずこう、根無し草じゃなく?

奥様

そうそう。結婚して〜家を持って〜みたいな。典型的な感じ。昔ながらの考え方が染み付いているんだよね。

旦那様

うんうん。僕はやっぱり所有欲かな 笑

奥様

所有欲だよね~あなたは 笑

山縣

笑 あと、ちょっと難しく話したがりますよね。

旦那様

笑 癖なんです!


カメラさんに振る


山縣

カメラさんって50歳くらいじゃないですか。持ち家ですか?

カメラさん

個人情報なのでここでは詳しくは言えないですけど、絶対持ち家派!ではありませんね 笑 で、賑やかなところより国立とかあの辺の雰囲気が好きなんですね、国分寺とか緑が多い地域ね。

山縣

ここ(男性2人)元、西東京勢なので。私は八王子の多摩センターのほうで 笑

旦那様

立川です 笑

カメラさん

じゃーもう、超ローカルな話になりますね、青梅街道?新青梅街道?とか? 笑

旦那様

めちゃ使ってました!

カメラさん

子供の頃の遊びに行くエリアが貯水池(狭山)~新宿っていう。自転車大好きっ子だったので広範囲でしたね。

旦那様

ほー、自転車で行ったんですか?

カメラさん

はい、いまでいうロードバイクのような自転車で、釣竿を持って 笑

奥様

旦那様は釣りもやります 笑

旦那様

多摩川方面ですか?

カメラさん

川釣りはあんまり。

旦那様

あまり好きじゃないですか、もっと市街地の眺めを、自転車に乗ってって?

カメラさん

そうですね、例えば五日市街道とか、木がぼこぼこ出ている通りを自転車で走るのとか好きで、

旦那様

あー良いですね。私とちょっと近いね。

カメラさん

海で溺れたときから水がちょっと怖い。秋川でも溺れたんで、ちょっとトラウマがあって。
ごめんなさいお話を戻します!と我が家は築10年ほどでしていま何が起きているかというと…時期によって水道管がコンコン鳴りますし、ガス給湯器の温度が上がりきりません

旦那様

へ〜?

カメラさん

多分当時のスペックがいまより良くないんですよ。ちょうどいっぱい家が建った時期でしたが、いまとは給湯器の質?タイプ?が違うので。

山縣

差し支えなければ建築会社はどちらで?

カメラさん

Aホームです。前の家は地元の工務店さんで建てた良い家だったんですが、敷地の移動の際にすぐ建てられるのがAホームさんだったので。

山縣

なるほど。10年経れているので耐用年数考えるとそんな感じでしょうね。

カメラさん

当時のスペックですしね。決して悪い物を入れたわけではなくて、だいたい10年みたいです。いまのは多分10年以上~?

山縣

10年からだいたい15年範囲と言われてますね。

カメラさん

ぼくらの時代は8年とか10年だったかな?

旦那様

微妙ですね。

カメラさん

まだ止まったりはしてませんので保てている方かなと。ただもう変え時期ではあるので給湯器含めて考えておかないといけないですね〜

山縣

こんな感じで、ざっくばらんにお話いただいて大丈夫です 笑